ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  住    所 沖縄県名護市城2-13-2
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします
  じゅごんの家へのメールはコチラ!!→→ 


12月F

参加者募集!!!
基地建設阻止行動およびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
基地建設阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
 辺野古では日米政府が「沿岸案」を合意し、座り込みはまだまだ続いています。。今後も基地建設を止めるには多大な資金が必要になると予想されます。全国の皆さんにカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古での基地建設阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

「名護街宣大作戦!」のお知らせ

 名護市民は辺野古に注目しています。でも、なかなか現場に来ることができない、きっかけがつかめないという人達のために、辺野古の現場でおこっていること、今、名護市の全体の力が必要だということ伝えに名護市街へ出て行きませんか?


                        

☆飛び入り大歓迎!!

     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

 私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
 ビラまき、写真の展示などを行います。皆さんもぜひご一緒に
 参加してください!!


☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!
      


  動労千葉を支援する会
日教組組合員に、全労働者に訴える!改悪教育基本法攻撃と断固として闘おう!
必見ビデオ!
12/15国会前総括集会(19時〜) (17日19時アップ)
「日教組運動を愛し、日教組運動に責任をとる立場から 総括提起したい。・・・」
被処分者の決意

15日ビデオ (ビデオプレス)

 14日教基法改悪案委員会採決弾劾! 
参院本会議採決絶対阻止!
 12/14ドキュメントビデオ  
 
You Tube (必見)


数百人が議面前に押しかける 「街」HPより
レーバネット  YOU TUBE(ユーチュウブ)

★国会前の現在の様子などの詳しいことは「街」のホームページへ。



12月27日(火)
じゅごんの家日誌
じゅごん家の年末年始のお休み
12/29〜1/3
12/30のナゴガイセン★ダイサクセンは決行します!!
4日からは通常営業です。
12月23日、二見以北十区の会の忘年会が行われました。 武清さんも、手作りのケーキを持って登場! 「ケーキは家でも作れるってことを証明したかったんだ!!」
今日のメイン料理は大西さんが釣ってきた魚&イカ料理でした!

とってもおいしかったでーす。

あと、今年の1月に大浦湾の海に沈めた泡盛の試飲もしました。

とってもなめらかで、泡盛が苦手だったサオリでも、おいしく飲めました!
じゅごんの家のお客さんが、バイトへ行く途中に寄って、おにぎりをくれました。 北海道の美唄教会からたくさんの冬物の寄付がありました。
ありがとうございました!
しんくんからのクリスマスプレゼントのベンジャミン!
カイガラムシが大増殖していて、駆除するのがちょっと大変・・・。
12月25日、今日はクリスマス!!


←ももちゃんからクリスマスプレゼントをもらいました!

袋を開けてみると、お菓子がたくさん!!
アリガトウ!
今日は、フラメンコで満月祭りに出演した時のビデオ上映会&忘年会!!

まんちゃんは、サーモンのお刺身を持ってきてくれました。

寄付のお皿と、お店の前に生えていた葉っぱで、料亭風お刺身の出来上がり!!
超豪華な食卓!!

小谷さんは、おでんと巻き寿司。(ウィンナーはわざわざ東京から取り寄せたもの!)

れいちゃんは卵焼き。(ふかふかでおいしぃ!)

そして、サオリはおむすびをつくってきました。

「かんぱーい!!お疲れ様!」

この後、仕事帰りのまるさんも到着して、おおいに盛り上がりました!!


12月26日(火)
座り込み982日目。
座り込み982日目。今日は晴天!
来訪者盛りだくさんの一日でした。
日本を自転車で旅をしながら「憲法9条を生かそう!」と訴えているイギリスの方が来ました。本人は「私は地球人です。」と言っていました。国籍なんか関係ない、戦争のない世界を作りたいのは万国共通の意思ですね! 名刺代わりに平和のメッセージが込められたキューちゃん(本人命名)をくれました。尻尾を引っ張るとパタパタします!
仲井真知事、島袋名護市長が政府との協議会に入りました。協議会の自体がいかにして辺野古に基地を建設するかを議論している場であり、それに出席すること自体が許せないことです。
政府は協議会と同時平行でまたも頭越しに環境アセスメント実施を6月と発表。腸が煮えくり返ります。
新聞を読みながら一時の談笑。 そうこうしている内に午前中から来訪者。
やっさんが撮影してくれました!空がキレイです。 晋君が対応しています。 大阪から来た教職員組合の方たち。
辺野古の基地建設問題と同等に教育基本法改悪の問題があり、戦争を阻止するためには教職者の力が必要だと訴えました。 座り込んで議論する場に。

小学校の教員をやっている方から質問。
「子供達に基本法改悪の問題や戦争の問題を話しています。この間、生徒から"先生、戦争が絶対にダメなのになぜ戦争は起こるの?"と聞かれ、言葉に詰まりました。どう答えたら良いと考えますか?」

晋君「僕の意見としてお答えします。(中略)今までの歴史にある通り、現在の社会システムの中では必然的に戦争が起こります。利潤と国益の追求がそれです。子供が先生に問うことはもっともだと考えます。私達にも、子供達にも軍事力や戦争は本来必要のないものですから。しかし、必要としている人間がこの国にも存在しているのです。経団連はその最たるものでしょう。戦争は一部の人間の金儲けのために、他国から安い労働力と資源を奪うために起こっています。簡潔に言えば戦争は金儲けです。それを阻止出来るのは社会を動かしている、具体的には労働者だと考えます。(中略)そして次の世界の創造も、雇用の創出も本来、汗水たらして働いているものが生み出すものです。一緒に戦争を拒否し、一部の人間による支配を脱し、平等な世界を創りましょう!」
名護からのお客さんや中部・南部の人達で座り込みテントもいっぱい。 お次は埼玉県の教職員組合の人達、沖縄の神人(祈りを行う人)達、キリスト者。本当に色々な人達が来ます。 教職員組合の青年部の人達が真剣に話しを聞いています。
夏芽さんが訴えます! 沖縄は「空が近い」と来る人に言われますが、写真で見ると確かに。 海上行動の死闘。教育基本法の改悪と沖縄を熱く語ります。(夏芽さんは牧師さんです。)
お次は埼玉県から小・中・高生が来ました。 晋君が事務所の説明。 辺野古の闘いを熱く語ります。
←小・中・高生だと言うのに容赦しない晋君。熱すぎます。

→COCCOは今日もエサを探しにウロウロ。

岩国の大川さんからmail街ホームページより

昨日、国は2007年度政府予算財務省原案を関係省庁に内示しました。原案によると「米軍再編」に絡む空母艦載機部隊移転案への反対」を理由に岩国市新市庁舎建設費への補助金は予算計上を見送るという内容でした。そもそも岩国市新市庁舎建設費への補助金は「SACO合意による空中給油機受け入れ」によるものであり、米軍再編に係る移転問題とは無関係なものです。この約束のもとに既に岩国市では新庁舎建設工事が行われており今回の予算計上見送りはその約束を反故にするものであって、岩国市を窮地に追い込み艦載機部隊移転を強引に押しつけようとする圧力以外のなにものでもありません。

 今、教育現場では「いじめの問題」が深刻化し国をあげての対策に取り組んでいます。しかしながら今回の新庁舎への補助金見送りは「基地の街」に対するいじめ以外のなにものでもありません。政府みずからがこんな風にいじめを強行してよいものでしょうか。こんなやり方はけっしてまかり通ってはならないと思います。市民の間には少なからず不安の声が広がっていますが、この圧力にもし屈してしまえば今後こういうやり方で益々岩国は傷みを押しつけられていきます。今こそ市民が一致団結して声をあげる時ではないかと思っています。どうか皆様からも、また関係しておられる市民団体があられましたら抗議の声を上げてくださいますようよろしくお願い致します。

                             岩国教会  大川 清

 

 内閣総理大臣 安倍普三 殿


           2007年度政府予算財務省原案に於ける

        岩国市新庁舎建設費補助金ゼロ査定に対する抗議声明

  2007年度政府予算財務省原案の内示が1220日に行われましたが、内示された原案では「米軍再編に絡む空母艦載機部隊移転案への反対」を理由に岩国市新庁舎建設費への補助金は予算計上を見送るという内容でした。

  そもそも岩国市新庁舎建設費への補助金は「SACO合意による空中給油機受け入れ」によるものであり、米軍再編に係る移転問題とは無関係であったはずです。この約束の下に既に岩国市では新庁舎建設工事が行われており、今回の予算計上見送りはその約束を反故にするものであって、岩国市を窮地に追い込み艦載機部隊移転を強引に押しつけようとする圧力以外のなにものでもありません。

  私たち岩国市民は3月の住民投票、4月の市長選、そして10月の市議選において空母艦載機部隊移駐案受け入れに、はっきりと「ノー」の意思を示してきました。戦後61年間、戦闘機の騒音に苦しめられ、米兵の犯罪に脅かされ続けてきた市民の悲痛な叫びです。

  政府はこの市民の、国民の声にこそ耳を傾けて政治を行ってください。これ以上、基地の街をいじめるのはやめてください。民主主義の時代にあって、圧力による強行というやり方が許されてよいはずがありません。

  私たちは2007年度政府予算財務省原案における岩国市新庁舎建設費への補助金ゼロ査定に断固抗議し最高を強く求めます。

                            20061221

                        住民投票の成果を活かす岩国市民の会

                               代表   大川 清

                              連絡先 0827-41-1028

 



沖縄タイムス
危険除去、早期返還を/伊波宜野湾市長 県・国に要請
 宜野湾市の伊波洋一市長は二十五日、県、外務省沖縄事務所、那覇防衛施設局を訪ね、普天間飛行場の危険性除去と早期返還、米軍機の放射性物質使用に関する情報開示などを要請した。

 県の仲里全輝副知事は普天間飛行場の危険性除去について「暫定(ヘリポート)施設や訓練の分散移転で、ヘリなどの運用が極力低減された状態をつくらなければならない。三年をめどにという目標を持って知事は強く政府に訴えている」と述べ、訓練の分散移転も視野に、政府に要請する考えを示した。

 外務省の重家俊範沖縄担当大使は「政府も普天間飛行場の一日でも早い閉鎖、返還を実現したいと努力している。移設先が早くできるということも一つの重要なファクターなので米軍再編計画を着実に実施していきたい」とし、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設促進を強調した。

 伊波市長は普天間飛行場のヘリ部隊が海外の訓練に参加し不在だった期間が、今年通算で約五カ月に上ったことを指摘。「日常的に部隊移動している海兵隊航空部隊の現状に即しても普天間の危険性除去は現実的で、仲井真弘多知事の言う開店休業状態は実現できる」などと主張した。

★来年6月に環境アセス シュワブ沿岸海域
普天間代替 移設作業本格化へ
 【東京】政府は二十五日、米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設に向け、来年六月にも同沿岸海域での環境影響評価(アセスメント)手続きに着手する方針を決めた。同日、首相官邸で開かれた普天間移設について地元と話し合う「普天間飛行場の移設に係る措置に関する協議会」の第二回会合で、守屋武昌防衛事務次官が明らかにした。代替施設協議会の再開を受け、政府は地元との協議を促進し、移設作業を本格化させる。協議会の次回会合は一月末の予定。

 守屋次官は、代替施設が建設される周辺海域に生息するミドリイシサンゴが五―六月に産卵することを踏まえ「(来年の)この時期を逃すと再来年の六月まで待たないといけない」と指摘。来年五月にも海域でのアセスに着手する必要性を示した。

 ミドリイシサンゴは辺野古沖や大浦湾などで生育が確認されている。防衛施設庁はすでに陸域で兵舎移転の現況調査などに着手しており、早期に海域のアセスにも取りかかりたい考えだ。

 一方、仲井真弘多知事は、選挙公約に掲げた「普天間飛行場の三年以内の閉鎖状態」や、訓練の分散移転などを主張。久間章生防衛庁長官は代替施設の工期短縮で対応する考えを強調した上で、「移設に関する前進があれば、米国に働き掛ける用意がある」と述べた。

 仲井真知事は、地元の「頭越し」の米軍再編合意に対する対応―を求め「現行のV字案は容認できない」との考えを正式に表明。「県として、暫定へリポート建設や一時的な分散移転などを想定しているが、政府の方で具体的な方策を検討して知恵を出してもらいたい」と求めた。

 久間長官は「頭越し」との指摘について、「そう取られているなら残念。今後は県や地元に丁寧に説明しながら、普天間移設の早期解決に努力していきたい」と陳謝した。

 「三年内閉鎖状態」については、「工事を精力的に早く進めて二〇一四年よりも前に完成させることが重要だ」と述べ、工期の短縮が現実的との見方を示した。

普天間飛行場「3年内閉鎖不可能」/米総領事、知事に明言
 在沖米国総領事館のケビン・メア総領事が二十六日午前、県庁に仲井真弘多知事を訪ね、普天間移設問題などについて意見交換した。メア総領事は、仲井真知事が政府に要求している「三年以内の普天間飛行場の閉鎖状態」について、「(普天間の)能力を維持する必要もあり、閉鎖することは不可能と思う」との認識を示した。これに対し、仲井真知事は「やさしいとは思わないが、不可能とはまったく思っていない」と反論した。

 面談で仲井真知事は「移設そのものは普天間の危険性除去という点からいえば当然急がないといけない」とした上で、「普天間移設が完了するまでの間、今のままでは何が起こるか分からない。三年で閉鎖状態にしてもらいたいと日本政府には申し入れてある。米軍とも調整が必要だろうから、あらためて意見交換したい」と話した。

 これに対し、メア総領事は「率直に意見交換したいが、われわれが考えているのはできるだけ早く合意した計画を実行すること」と述べ、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案(V字形案)の促進で危険性除去を図る考えを示した。

 メア総領事は知事との面談後、記者団に対し、「三年以内の閉鎖状態」に関し、「これまでの二年半の日米の再編協議でいろいろ検討してきた。現実的ではない希望を抱かない方がいい。また交渉すると普天間の移設は時間的に遠くなるので、今は新しい提案を検討、研究する時期ではない」と強調。普天間のヘリ部隊の海外への訓練移転についても「(ヘリ部隊は)今でもほとんど普天間で訓練していない。それは解決にならないと思う」との認識を示した。


琉球新報

国、来月方法書を提出 アセス期間短縮 普天間代替施設

 【東京】25日に開かれた普天間飛行場移設措置協議会の第2回会合を受け、防衛庁は来年1月上旬にも環境影響評価(アセスメント)の方法書を県や名護市、宜野座村に提出する。防衛庁は普天間代替施設の完成時期(2014年)の前倒しを検討する方針で、環境影響評価の手続きが円滑に進むよう協力を依頼。1月中に予定されている同協議会の3回会合で県などの理解を得た上で、できるだけ早くサンゴなどの環境現況調査に着手する意向だ。 防衛庁は普天間代替施設の建設に関する環境アセスの期間を「3年程度」と説明してきた。しかし、仲井真弘多知事が普天間飛行場の「3年以内の閉鎖状態」を国に求めていることを考慮し、環境アセスや工事期間の短縮で普天間飛行場の移設を早める考えだ。
 防衛庁は既に、県や北部市町村との事務レベルの調整で1年から1年半の環境アセスの期間短縮の方針を伝え、公告・縦覧や知事意見書の提出など必要な手続きが早期に進むよう協力を求めた。これまでの調整で防衛庁は「早期着手で理解を得ている」(同庁幹部)との感触を得ている。
 これに対し仲井真知事は協議会の中で「(アセスは)しっかりやるべきだ。やるにしても省略しないで、法にのっとってやってもらいたい」と主張した。
 北部首長の1人は「県や名護市は2―3月の議会で普天間問題について議論しなければならない。政府に協力するものの、アセス実施は議会終了後になるのではないか」との見方を示した。
 防衛庁が注視しているのは6月上旬のサンゴの産卵時期。これより前に調査に着手できなければ、一連の手続きが1年持ち越しとなるため、防衛庁は「普天間飛行場の移設作業も1年ずれ込んでしまう」(同庁幹部)と早期着手を望んでいる。

(12/26 9:43)




12月25日(月)
座り込み981日目。(1000日目は1/13土曜日です。)
晋君は雨が降る中、朝から教育委員会との話し合いに行ってきました。
名護市教育委員会は
「防衛庁の予算ではなく、名護市の予算としてしっかりと純粋な文化財保護調査をしたい」と言っていたのですが、昨日の新聞報道では「防衛庁のチャーターするショベルカーを使用」とのことが報道され、それを指摘するために行きました。

教育委員会側は「もう一度理解を得るために話し合いたい」と申し出て来ました。私達は「防衛庁のチャーターした(予算の)もので調査をするということは文化財保護のための調査とは言えない。もし強行姿勢なら、行動せざるを得ない。」ことを告げました。

沖縄タイムス
普天間協議会 きょう官邸で
 【東京】政府は二十五日午前九時から、米軍普天間飛行場移設に関する県、名護市などとの協議会の第二回会合を首相官邸で開く。協議会の再開は八月以来四カ月ぶりで、安倍政権、仲井真県政が発足して初めて。

 仲井真弘多知事は、選挙公約に掲げた(1)普天間飛行場の三年以内の閉鎖状態の実現(2)地元の「頭越し」の米軍再編合意に対する対応―を政府に求める見通し。その上で「現行のV字案は容認できない」との考えを示すとみられる。

 久間章生防衛庁長官は、危険性除去についてこれまで「早期に移設を実現することが最も重要だ」との考えを繰り返し強調。名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設を早期に実現する重要性を説き、県側に協力を求めるとみられる。

 政府側から塩崎恭久官房長官、久間長官、高市早苗沖縄担当相ら関係閣僚が出席。沖縄側からは仲井真知事のほか、島袋吉和名護市長ら北部の関係四市町村長が参加する。

「漁船の航行に支障」/普天間代替計画
 【北部】米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への代替施設の建設計画(マスタープラン)で、辺野古漁港近くの海域に米軍機の着陸を補助する進入灯が建設されることが明らかになり、地元漁協からは「漁船の航行に支障が出る」と不安が高まっている。滑走路の南側に九百二十メートルにわたり進入灯が設置され、漁港側にせり出す形となる。

 防衛施設庁幹部から二十二日に説明を受けた名護漁協の古波蔵廣組合長によると、施設庁側は進入灯の施設は漁船が通れるようにかさ上げするなどし「漁船の運航に支障がないようにする」と説明したという。

 これに対し、古波蔵組合長は「特に航路が暗い深夜早朝に、漁船が構造物をかいくぐるようなことは危険なのでそうした形の利用はできない」と異議を唱えた。同組合長は「漁民の生活に直結する問題なので、名護市とも連携して対応していく」としている。

 北側には四百三十メートルにわたり進入灯が建設される。大浦湾などでエコ・ツーリズムを営むじゅごんの里の東恩納琢磨代表は「V字形滑走路の建設に加え進入灯の照明が夜間もずっと付くことになれば、ジュゴンが姿を消すのはもちろん、アジサシなどの水鳥も見られなくなる」と指摘。

 また、計画では辺野古ダム周辺の森林丘陵地を掘削し、造成する。同代表は「住民の水がめとなっている辺野古ダムの水質への影響や、周辺海域への赤土流出が心配だ。環境アセス開始前に、詳細な建設計画や課題を市民に説明する場を設けるべきだ」と指摘し、全体像を明らかにしない政府の姿勢を批判した。

シュワブ3000人増強/普天間移設伴い
 【北部】米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設に伴い、移駐してくる兵員は約三千人に上ることが二十四日、分かった。現在の兵員と合わせ、シュワブは航空部隊と水陸両用部隊などを併せ持つ六千人規模の海兵隊の拠点基地となる。防衛施設庁幹部が地元に基地建設計画(マスタープラン)の概要を説明した中で明らかにした。

 代替施設には、現在の普天間飛行場のヘリ部隊や航空管制群など、第一海兵航空団の大半が移駐するものとみられる。

 また、格納庫や整備施設、陸軍貯油第一桑江タンクファーム(北谷町)からの代替として移設される燃料補給用の桟橋など、航空部隊運用に必要な兵員が移駐する。

 このため、兵舎地区の基地内移転に合わせて現在、使用されていない辺野古ダム周辺の森林丘陵地帯などでも、兵舎など関連施設の整備拡充が行われる公算が大きい。

基地へ避難 日米拒否/県の国民保護策
「有事に標的 危険」/通過は米軍の裁量次第
 戦争やテロなど有事に備える国民保護法に基づき、県が要望していた米軍基地内への住民避難が、日米協議で拒否されていたことが、二十四日までに分かった。政府は「有事には基地が標的になり、より危険だ」と説明した。避難住民を乗せた車両が基地内を通過することについては「米軍の裁量次第で可能」と、条件付きで合意した。

 県は特に、海と基地に挟まれた地域の住民が有事に孤立することを懸念。北部訓練場やキャンプ・シュワブを念頭に、立ち入りを求めていた。県の要望には市町村などから賛否両論があったが、それも却下されたことで沖縄での国民保護実行の難しさが一層浮き彫りになった。

 日米協議は外務省、防衛庁など関係省庁と米国大使館、在日米軍の間で約二年にわたって断続的に開かれ、今年九月に合意した。

 内閣官房は、住民が基地内に避難してとどまることについて「軍事目標に近づくのは好ましくない。基地管理権の問題もある」と拒否。協議の中で米側に提案したかどうかも、「交渉の過程」であることを理由に明らかにしていない。

 一方、避難住民を乗せた車両の基地内通過については、「限定的かつ人道的な立ち入り」で合意した。そのためには、現在一部の基地と市町村が消防車など緊急車両の通行で結んでいるのと同様の協定を締結する必要がある。住民の車両には、ジュネーブ条約の特殊標章を付けることも決めた。

 ただ、内閣官房は「必ず立ち入れるわけではなく、米軍の裁量で却下できる」と説明した。

 県は「ほかに手段がない地域もある。一時的にでも基地内で難を逃れることを検討してほしかった」としつつ、協議結果を受けて基地内避難を断念した。今後、住民車両通過の実現を目指す。

 また、日米協議の中で米側からは有事の際に日本人の基地従業員だけでなく、場合によって軍人や軍属も基地から民間地域に避難してくるとの説明があった。

 国民保護の枠組みの中で自治体に対応を求めることもあると表明しており、沖縄の自治体にとっては新たな検討課題となりそうだ。

知事、3年内閉鎖要求/第2回普天間協
 【東京】政府は二十五日午前、米軍普天間飛行場の移設について地元と話し合う「普天間飛行場の移設に係る措置に関する協議会」の第二回会合を首相官邸で開いた。協議会の再開は八月以来四カ月ぶりで、安倍政権、仲井真県政が発足して初めて。仲井真弘多知事は、選挙公約に掲げた「普天間飛行場の三年以内の閉鎖状態」の実現、訓練の分散移転などを主張。政府側は「米国に働き掛ける用意がある」とする一方で、代替施設建設の工期短縮で対応する考えを強調した。次回会合について、一月末に開催する方向を確認した。

 政府側から塩崎恭久官房長官、久間章生防衛庁長官、高市早苗沖縄担当相、麻生太郎外相ら関係閣僚が出席。沖縄側からは仲井真知事のほか、島袋吉和名護市長、東肇宜野座村長、宮城茂東村長(北部市町村会会長)、儀武剛金武町長(北部振興会会長)が参加した。

 仲井真知事は政府に対し(1)普天間飛行場の危険性を除去するため三年内の閉鎖状態の実現(2)地元の「頭越し」に決められた米軍再編合意に対する対応―を求めた上で「現行のV字形案は容認できない」との考えを正式に表明した。

 その上で「県として、暫定へリポート建設や一時的な分散移転などを想定しているが、政府の方で具体的な方策を検討して知恵を出してもらいたい」と求めた。

 久間長官は「頭越し」について、「そう取られているなら残念。今後は県や地元に丁寧に説明しながら、普天間移設の早期解決に努力していきたい」と陳謝した。

 「三年内閉鎖状態」については、「工事を精力的に早く進めて二〇一四年よりも前に完成させることが重要だ」と述べ、工期の短縮が現実的との見方を示した。

 島袋市長は施設の規模について「SACO(日米特別行動委員会)最終報告とすること」と述べ、滑走路を千五百メートルとするよう示唆。また、自然環境への影響を最小限にするための研究機関を、同市東海岸に設置するよう求めた。

 これに対し久間長官は「代替施設の機能や規模は、安全性の観点なども踏まえ必要なものを確保したものであり、ご理解願いたい」と難色を示した。

     ◇     ◇     ◇     

衝突避け課題先送り

 【東京】仲井真県政誕生後、米軍普天間飛行場の移設にかかる初めての国と地元の会合は、それぞれが自分の立場を主張し、個別の懸案に対する具体的な結論を得ないまま終了した。会合を終えた仲井真弘多知事は「(防衛庁長官は)丁寧な対応だった」と、県が要求する現行飛行場の閉鎖問題などに政府が耳を傾けたことに満足げだった。出席者からは「今日は顔合わせ。協議はこれから」との声も漏れ、国と地元が衝突を避け、課題を先送りする姿勢が見え隠れした。

 午前九時、官邸内に顔をそろえた出席者たち。前県政時代はそれぞれの主張が食い違い、会合は緊張感さえ漂ったが、この日は事前に用意された議事が淡々と進んだ。

 冒頭、鈴木政二内閣官房副長官が正面に座る仲井真知事に対し、「(選挙の)お疲れはもう取れたと思います」と言葉を掛け、仲井真知事は「ありがとうございます」と笑顔で返した。

 「政府と地元の緊密な連携」を強調した鈴木副長官。時折机の上に身を乗り出すように会釈する仲井真知事は、政府側の説明に聞き入った。

 会合は約五十分。仲井真知事は県東京事務所で会見し、「(政府と県の)損ねていた信頼関係が前進したと思う」と、国とのパイプ再構築に自信をのぞかせた。一方で、飛行場の三年以内閉鎖状態については「防衛庁や米軍の専門家で協議しなければ結論は出ないと思う」と述べ、公約の実現にはまだ壁があることを実感した様子だった。


琉球新報

オスプレイ火噴く 着陸直後、左エンジン 米国内基地 

エンジンカバーから出火する事故があった米ノースカロライナ州ニューリバー海兵隊航空基地内のMV22オスプレイ同型機=2005年6月

 名護市辺野古への米軍普天間飛行場代替施設への配備が計画されている米海兵隊次期主力航空機の垂直離着陸機MV22オスプレイが12月7日夜、米本国内の海兵隊基地内で、着陸直後に左のエンジンカバーから火を噴くトラブルを起こしていたことが分かった。昨春も同様の事故が発生していたという。今回の原因は不明だが、海兵隊は同型機の飛行を停止していない。相次ぐ事故に改善が見えないまま配備に向けた動きだけが着々と進む状況に、今後「欠陥機だ」との批判がますます強まりそうで、配備予定先の辺野古移設案にも反発が強まるのは必至だ。 米地元紙「スター・テレグラム」などが報じた。
 海兵隊は当初、損害が100万ドルを超える深刻な「Aクラス」の事故に当たるとみていたが、その後2番目に深刻な「Bクラス」と認定した。
 同紙によると、担当者は事故から2週間が経過した現在も「根本的な原因は分かっていない」と話している。同型機は2005年3月にも同様にエンジン部分から火を噴く事故を起こしていた。担当者はその後内部機構の設計を変更したため、今回の事故が同じ原因によるものではないと強調した。
 今回の事故は、オスプレイの実戦配備に向けて調整している米ノースカロライナ州ニューリバー海兵隊航空基地で、通常の飛行訓練を終えて着陸直後に発生。すぐに消火され、けが人はなかった。担当者はエンジンそのものからの出火ではないと説明した。
 オスプレイの沖縄配備をめぐっては今年6月、ウエーバー在沖米4軍調整官が14―16年に配備することを明言。名護市の代替施設も配備を想定して滑走路の長さを1800メートルと要求した。一方、日本政府は具体的な配備予定は聞いていないとの姿勢だが、額賀福志郎前防衛庁長官も4月の衆院安全保障委員会で「将来輸送ヘリを代替していく予定であることは聞いている」と述べている。
 オスプレイは実験段階から事故が相次ぎ、実用段階の2000年にも2件の事故で計23人が死亡。国防総省は2000年末から一時、飛行中断の措置もとった。今年3月にはニューリバー基地で点検中、不意に浮き上がり、落下する事故を起こしていた。

(12/25 9:49)

シュワブ3000人増強 普天間の大半移駐へ

 【名護】米軍普天間飛行場代替施設の建設に伴い、名護市のキャンプ・シュワブに移駐する兵員数が約3000人となることが25日、分かった。政府が県や名護市などに22日開いた説明会の中で伝えた。ヘリ部隊や航空管制群など、普天間飛行場の兵員の大部分が移駐するものとみられる。
 普天間飛行場への注油を主な機能とする陸軍貯油桑江タンクファーム(北谷町)の代替施設として大浦湾側に建設される桟橋や燃料施設などの兵員も移駐する計画。
 防衛施設庁幹部の説明を受けた名護市議によると、兵舎や管理棟などの施設は、キャンプ・シュワブ内にある辺野古ダムの丘陵を掘削し、造成した土地に建設される。

(12/25 16:02)

政府、移設前倒し検討 知事「3年内閉鎖を」 普天間移設

 【東京】米軍普天間飛行場代替施設の建設計画や地域振興策について政府と県、関係市町村が話し合う「普天間飛行場の移設に係る措置に関する協議会」の第2回会合が25日午前、首相官邸で開かれた。仲井真弘多知事は代替施設の政府案(V字形滑走路)に反対し、同飛行場を3年以内に閉鎖状態とするよう求めた。久間章生防衛庁長官は2014年の移設時期の前倒しを検討する考えを表明し、代替施設着工に向けた環境影響評価(アセスメント)の早期実施に県の協力を要望。さらに建設が円滑に進むことを前提に危険性除去で米側に働き掛ける考えがあることも明らかにした。次回は来年1月中にも開催される。
 協議会は防衛庁長官と沖縄担当相の主宰。8月末以来、4カ月ぶりの開催となり、仲井真知事は就任後初めて出席した。
 仲井真知事は、昨年10月の日米安全保障協議委委員会(2プラス2)で「地元の頭越し」に米軍再編合意がなされたことへの釈明を要求。久間長官は「政府として説明の努力をしたが、そう受け止められなかったことは残念だ。今後、県や地元に丁寧に説明する」と陳謝した。
 普天間飛行場の「3年以内の閉鎖状態」に関して知事は暫定ヘリポート建設や一時的なヘリの分散移駐を例示し、危険性除去の方策を具体的に検討するよう要望。久間長官は「要請を真摯(しんし)に受け止める。地元の協力があれば工事の前に必要なアセスを早急に着手することができる。14年より前に完成させることが重要だ」と述べた。
 さらに、「(代替施設建設で)前進が見えるのであれば、移設までの危険性除去、運用改善で米側に働き掛ける用意がある」と明言した。
 名護市の島袋吉和市長は「SACO合意の範囲内でやってほしい」と述べ滑走路の短縮を求め、環境対策のための研究機関を名護市東海岸に設置するよう要請した。また07年度予算で北部振興費100億円が計上されたことへの謝意を述べた。
 協議会には沖縄側が仲井真県知事、島袋名護市長、宮城茂東村長、東肇宜野座村長、儀武剛金武町長、政府側は塩崎恭久官房長官、久間防衛庁長官、高市沖縄担当相、麻生太郎外相、尾身幸次財務相、若林正俊環境相が出席した。

(12/25 16:03)




12月24日(日)

座り込み980日目。(1000日目は1/13土曜日です。)
日曜日!名古屋と東京、横浜から座り込みに来てくれました。 COCCOは篠原さんがいないので寂しそう。変わりに晋君がお相手。 篠原さんが作ったCOCCOのエサ箱。
事務所の中では「辺野古の熱い闘いの記録05年度総集編」(大島監督制作)の上映会。 名古屋行動をずっとやって下さっている律子さん夫婦が来ました!知事選挙や教育基本法改悪、現在の辺野古の状況について意見交換しました。 午後からは横浜の中学生が来ました。浜辺で晋君がレクチャー。現在の日本の状況を知ってショックを受けていたようでした。中学生達を連れて来た先生は国会前の闘いを聞いて泣いていました。
風が出ていて、少し寒い辺野古。 事務所前で祐治さん(命を守る会代表)が次世代の子供達に語ります! 「私達はもう先がない。私達も最後まで闘うが、次世代を背負う、あんた達に託したい。一緒に戦争を止めるために闘おう。」と祐治さん。
←真剣に聞く中学生。

→今日も元気にはためく命を守る会の旗。
その次に東恩納琢磨さん(じゅごんの里・二見以北十区の会)が語ります。 「ここに必要なのは基地建設ではなく、新たな産業です。」 「私達は私達の力で基地がない沖縄で生きていく、そのためにある闘いなのです。皆さんの地域でも訴えてください。」
←関東・関西から現在の日本政府に対してどのように闘っていくか、色々な議論が交わされるテント村です。

→フルートの演奏もありました。
←キムさんが指のない手袋とグラサンをかけていたので晋君が「西部警察みたい!」と突っ込んだら、「失礼な島人警察だ!」とキムさん。そんな基地建設を止める島人警察と握手する琢磨さん。

→大阪で労働組合として闘っている女性達と一緒に記念撮影。
夜はジュゴンのハウスでささやかにクリスマスパーリー。↑はサオリちゃんのお願いで特大チョコドーム! チョコドームを見てキャーキャー言っているサオリちゃん。晋君からクリスマスプレゼントとしてベンジャミンという植物をもらいました。 サオリちゃんは晋君にチョッパーの目覚まし!!爆笑する晋君。



12月23日(土)
座り込み979日目。(1000日は1月13日土曜日です!)
座り込み979日目です。久しぶりの晴天!! お昼にNHKの取材が来ました。12/28に沖縄でNHKの特番「06年を振り返って」で放送されます!
この日は東京からケイセン大学の女性達が来ていたので一緒に取材を受けました。
浜辺で取材を受けます。
「この海を守るために闘っている」ことを説明しました。 熱弁する安次富さん。今回のリポーターは"お笑い米軍基地"のリーダー、コハツさん。すごく真面目の人で熱心にも気を使いながら話しを聞いてくれました。 あの岬から海の大半が基地建設をされれば破壊される。
辺野古に防衛庁の予算で「辺野古交流プラザ」が出来ました。 デカクてとっても立派な建物。 必要なんでしょうか?
第66回 ナゴガイセン★ダイサクセン
(毎週土曜日午後3時より「洋服の青山」前・一緒に参加しませんか?)
2週間、東京や韓国に行っていたためお休みしていたナゴガイセン。今日は久しぶりにガイセンです!! 政府が沖縄の要求である「普天間基地の閉鎖」「辺野古基地建設白紙撤回」を無視しているため、名護市民に共に怒ろう!と呼びかけました。
今日は何をしゃべろうかと考え中の晋君。 キムさんたくまTシャツを着ながらビラを撒いてます。たくまTシャツは表面に「ふるさとは宝」と書かれているので分かりやすいとか。 辺野古に来ていたケイセン女学院大学の女性達も一緒にナゴガイセン!
信号を気にしながら、細心の注意を払いながら手渡していきます。 "BOOK  OFF"の前でも通りがかる人達に渡します。 苦にもせず、多くの名護市民がビラを受け取ってくれることに感激していました。
お次は晋君が熱く語ります。 たーちゃんがビラがはけて、ビラを受け取りに戻ってこようとしている。ちょっとドラエモンみたい。 ビラを撒いていたらカンパをいただきました!!ありがとうございます!しっかりと辺野古に届けます!
今日は人数が多かったため500枚あったビラは40分も立たない内になくなっちゃいました。 看板を持って訴えます。 さおりちゃんも一緒にピース。
ケイセン女学院大学の女性達が一人一人マイクで訴えます! 「私は東京から来ました!」 「今回、辺野古に来て感じることが多くありました。これを持ち帰って東京で広げていきます!」
最後にミーティング。それぞれの感想を話し合いました。とにかく受け取りが良いことにびっくりしたそうです。 名護の名物アルゼンチンチキンの前で記念撮影。 クリスマスはこれに限ります!!
サイレント・キャンドル(毎週土曜日午後7時より)
午後7時、キャンプ・シュワブ第一ゲート前でサイレント・キャンドル。
たくさんの人達が集まっています。
←たけきよさんが演説してます!



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 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と600日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子