ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  住    所 沖縄県名護市城2-13-2
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします
  じゅごんの家へのメールはコチラ!!→→ 

12月G

参加者募集!!!
基地建設阻止行動およびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
基地建設阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
 辺野古では日米政府が「沿岸案」を合意し、座り込みはまだまだ続いています。。今後も基地建設を止めるには多大な資金が必要になると予想されます。全国の皆さんにカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古での基地建設阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

「名護街宣大作戦!」のお知らせ

 名護市民は辺野古に注目しています。でも、なかなか現場に来ることができない、きっかけがつかめないという人達のために、辺野古の現場でおこっていること、今、名護市の全体の力が必要だということ伝えに名護市街へ出て行きませんか?


                        

☆飛び入り大歓迎!!

     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

 私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
 ビラまき、写真の展示などを行います。皆さんもぜひご一緒に
 参加してください!!


☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!
      


  動労千葉を支援する会
日教組組合員に、全労働者に訴える!改悪教育基本法攻撃と断固として闘おう!
必見ビデオ!
12/15国会前総括集会(19時〜) (17日19時アップ)
「日教組運動を愛し、日教組運動に責任をとる立場から 総括提起したい。・・・」
被処分者の決意

15日ビデオ (ビデオプレス)

 14日教基法改悪案委員会採決弾劾! 
参院本会議採決絶対阻止!
 12/14ドキュメントビデオ  
 
You Tube (必見)


数百人が議面前に押しかける 「街」HPより
レーバネット  YOU TUBE(ユーチュウブ)

★国会前の現在の様子などの詳しいことは「街」のホームページへ。



12月30日(土)
今年最後のナゴガイセン★ダイサクセン!!(第67回目)
今年、最後のガイセン頑張るぞーー! 県知事が今日の朝刊で「V字案修正なら合意」ということが報じられました!怒りの叫びっっ! キムさんも怒る!
いやぁ、ビラのハケが良くて晋君もう、手ぶらです。 今日のキムさんは吠えまくる! 来年に向けて頑張るゼイ!
←さおりちゃん何を話そうか考え中・・

→気合を入れて語ります!

沖縄タイムス
県、代替移設容認へ国と修正案合意探る
「3年内閉鎖」方針転換
 米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設で、防衛庁が代替施設の滑走路の位置などの修正の検討に入ったことを受け、県は二十九日までに、県の意向に沿う形で修正案がまとまれば、「普天間飛行場の三年以内の閉鎖状態」の実現のめどが立たない場合でも移設を容認し、環境影響評価(アセスメント)を含む工期短縮に協力する方針を固めた。「三年内閉鎖」の具体策の提示が移設協議の前提としてきた仲井真弘多知事のスタンスの転換を図るもので、県議会答弁などとの整合も問われそうだ。

 県の方針は既に国側にも伝えており、防衛庁と県、名護市の間で意見調整を図り、次回以降の普天間飛行場の移設に関する政府と地元の協議会で修正案の正式合意にこぎ着けたい考え。仲井真知事は、遅くとも来年三月をめどに決着を図りたい、との意向を周囲に示している。

 県と政府の修正案の議論が早期に収束すれば、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設が一気に加速される可能性が出てきた。

 修正案をめぐって県は(1)周辺集落上空の飛行回避や騒音の低減(2)自然環境への配慮(3)実現可能性の担保―の三点を提示。仲井真知事や名護市は周辺住民の生活への影響を特に重視しており、県首脳は沖合への移動は「(知事の思いの)基本にある」としている。

 しかし、防衛庁は百メートルの沖合移動は困難との考えを北部首長らに伝えており、形式的な微修正にとどまる可能性もある。県や名護市が納得できる修正案が提示されるかは不透明だ。

 ただ、県首脳は「県民にも地域住民にも理解が得られるものでなくてはならない」とする一方、「日米合意の枠組みの中での修正」に理解を示している。政府の対応によっては早期決着の見通しも否定できない。

 防衛庁首脳は代替施設の工期を八年から五年に短縮する意向を示し、久間章生防衛庁長官は二十五日の政府と地元の協議会で、アセスメントの円滑化への協力を県などに要請している。

読谷2基地あす返還
楚辺通信所53ヘクタール 補助飛行場53ヘクタール
 【読谷】読谷村の米軍楚辺通信所(約五三・四ヘクタール)と、七月に先行返還された読谷補助飛行場の残り部分(約五十三ヘクタール)が三十一日、米国から日本に返還される。土地は工作物などの撤去後、地主に引き渡される。一九九六年の日米特別行動委員会(SACO)で返還合意した瀬名波通信施設を含め、村内三基地(計約三百五ヘクタール)の返還が実現する。

 安田慶造読谷村長は、「当初予定より遅れたが基地返還が実現でき、良かった。国は補助制度を弾力的に運用し、跡地利用を支援してほしい」と国に求めた。

 読谷補助飛行場について、村は来年一月五日、国と等価交換契約を交わし、国有地約四十七ヘクタールを取得する。来春にも、旧地主で組織する五つの農業生産法人に土地を貸し付ける考え。将来的には土地を売却し、戦後処理問題の解決を目指す方針だ。

 同補助飛行場は、旧日本軍の強制接収で土地を奪われた旧軍飛行場用地問題で、解決に向けた最初の事例となる。

 楚辺通信所は、戦前、集落のあった前島地区は宅地整備、同地区以外は農地を中心とした跡地利用が検討されている。


琉球新報

滑走路1本で海側へ 知事、就任前日に提起

 米軍普天間飛行場代替施設建設をめぐって、V字形滑走路の政府移設案に反対している仲井真弘多知事が知事就任前日の今月9日、県選出・出身自民党国会議員でつくる五ノ日の会(会長・仲村正治衆院議員)との会合の席上、代替施設について「滑走路を一本にし、海側に出すことが望ましい」との考えを伝えていたことが28日までに分かった。複数の関係者が明らかにした。防衛庁側も修正の用意のあることを県に非公式に伝えており、知事が主張する「現飛行場の3年以内の閉鎖状態」にめどがつかないまま、県内移設に向けた修正協議が一気に本格化しかねない状況だ。
 関係者によると、仲井真知事の望む修正案は、昨年10月末の米軍再編の「中間報告」の直前に米側や外務省が推進し、名護市も容認の姿勢を示していた「ナゴライト案」(浅瀬案)に近いものという。
 五ノ日の会側は地元名護市の望む形にすることが大切、との考え方を伝えた。
 名護市は政府のV字形滑走路案に同意したものの、V字は集落上空飛行の回避のためで、沖合に出せば滑走路が一本でも集落上空飛行は回避しやすくなる。
 前市長の故岸本建男氏がもともと浅瀬案を望んでいた経緯から、知事の望む修正は名護市や五ノ日の会とも一致しやすい形となる。
 知事は今後、「3年内閉鎖状態」をめぐって政府と交渉する一方、修正について地元と調整を重ね、地元合意を背景に容認の意思を示すとみられる。
 仲井真知事は27日の合同インタビューでも「海側に出し、地元の納得がいくところまで来ているかが最低のチェックポイント(点検項目)だ」と述べており、滑走路を沖合へ移動する修正で容認する可能性を示唆していた。
 久間章生防衛庁長官は北部首長に「県が受け入れるなら微修正してもいい」との意向を伝えた。防衛庁首脳も「藻場の広がる方向に移せば深いところよりも造りやすい」と述べるなど、仲井真知事の意向に沿う格好になりつつある。ただ、防衛庁内には修正に強い異論もあり、日米四閣僚の正式合意を覆す形ともなることから、なお曲折が予想される。

(12/29 9:41)

ブルービーチに2候補 ギンバル返還、ヘリパッド移設

ブルービーチ訓練場内のヘリパッドの移設候補地

 【金武】日米特別行動委員会(SACO)で合意された金武町の米軍ギンバル訓練場の返還条件になっているヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設問題で、那覇防衛施設局は27日、ブルービーチ訓練場内にある既存ヘリパッド2カ所のうち、どちらかを整備して移設先とする計画案を、並里区に示した。同局は「コンクリート塗装ではなく着陸用のマットを使用し、撤去可能な施設にする」と説明。与那城直也区長は「既存のものとはいえ、訓練が増える」と、あらためて移設反対を伝えたという。
 移設予定地の既存ヘリパッドは同訓練場のゲート近くと、現在は使用されていない施設が金武岬の付近に位置し、住宅地域までの距離は約1キロ―約1・6キロになるという。
 与那城区長によると、同局は、現在ギンバル内にあるヘリパッドは並里区の住宅地まで約1・2キロの距離で、ブルービーチのゲート側の施設を整備した場合、従来より200メートル近くなると説明。また、現在ギンバル内で実施される輸送訓練や離着陸訓練、重量つり下げ訓練などの移転を検討しているという。
 与那城区長は「訓練が増えれば騒音や危険も増える。並里区としてはブルービーチの返還を望んでいる」と強調した。

(12/30 10:12)

県、政策顧問団新設へ 仲井真知事事務方指示

 県は29日までに「県政策アドバイザリー・ボード(仮称)」の設置準備に入った。沖縄経済同友会が「政府の経済財政諮問会議のような組織を」と提言したことを受け、仲井真弘多知事が事務方に設置を指示した。有識者数人―十数人で構成し、知事への助言や県の政策点検などを進める。知事の公約実現を加速するための推進力としたい考えだ。1月中旬にも準備会(仮称)を発足させ、組織の目的や役割で詰めの調整を進める見込みだ。
 メンバーには高良倉吉琉球大教授や安里カツ子りゅうせき副社長、富川盛武沖縄国際大教授、橋本晃和政策研究大学院大教授、与儀朝栄沖縄電力理事らの名前が取りざたされている。
 アドバイザリー・ボード(顧問団)の役割については(1)県政課題の各分野の専門家を複数人設置し、「知恵袋」としてそれぞれが知事への助言役となる(2)諮問機関的組織として、公約実現に向けての県の取り組みが妥当なのか、専門家の立場から再検討する(3)政府との調整・交渉役を担う―など複数の構想があり、今後、詰めていく。
 8年前の稲嶺恵一知事の当選直後にも県は県内外の識者から成るアドバイザリー・ボードを設置したが、目的・役割が明確でなかったこともあり、有名無実化した経緯がある。このため、今回は準備会で目的・役割について精密に検討する構えだ。

(12/30 10:06)




12月29日(金)
座り込み985日目。
座り込み985日目。今年、最後のテント村です。1/5日から開きます。曇り空。 テント村はにぎやか。

←今日もバッチリ決めるケイさん(大阪行動の一人)。

→家族揃って「ソウルフラワー・ユニオン」の大ファンのケイさん。
ケイさんが「撮って、撮って〜☆」と執拗にせがむのでソウルフラワーのひでぼうさん(写真右)にお願いして記念撮影。
ひでぼうさんは現在、沖縄で来年2月に行われる「ピース・ミュージック」の中心メンバーとして活動しています。

←大阪行動でお馴染みのマッキーさんが来ました!ケイさんとテント村で会うと二人で「いやぁなんか沖縄でも会っちゃうと損した気分」と言っていました。

→今年、最後なので残っていた人達で記念撮影。来年も勝利するぞ!のVサイン!
写真の一番左の方は福岡西部運輸労組の委員長福本さん。「私も労組にいるのは後少しなので青年達に闘いを継承したい」と熱く語ってくださいました!


12月28日(木)
座り込み984日目。
座り込み984日目。 年末って言う気分はまったくしない座り込み。いつも通りが一番! ハワイの大学に通っているこずえさんがCTS闘争(石油備蓄基地建設阻止闘争)の取材をしています。その当時の闘いを語る当山村長。
流大の教授をしている阿部小鈴さん。
今日は辺野古闘争の面白小話でずぅっと爆笑していました。(注意:真面目な話しもしてましたよ。)
差し入れで来たりんご達。 COCCOは何でも食します。今日は沖縄豆腐を篠原さんからもらってご満悦。
当山村長が昼食を作ってくださいました!調理場に立つ村長。 いぃっただまっーす! ケイさんは今日も元気!
色々な討論が交わされるテント村。 COCCO贅沢にもデザートにりんごをもらいました。 テント村が終わるギリギリまで辺野古の闘いを話します。横でもちを焼くたーちゃん。



12月27日(火)
座り込み983日目。
座り込み983日目です!もうすぐ年末です。テント村は12/30日〜1/4日までお休みです。 今日はやけにヘリが辺野古上空に飛来しました。 COCCOがテント村で卵を産みました!産みたてホヤホヤは温かい。
テント村は年末で休みに入った人達がたくさん来るのでいっぱいです。 おぉっと大阪のケイさんじゃぁないかー!!ひさしぶりー!! 午後からは教職員の人達が来ました。
岡山県の教職員組合の青年部の皆さん。 当山村長が辺野古のこれまでの経緯について語ります。 そうこうしていると次の団体が来ました。
岡山県の教組、沖教組、高教組の青年部の人達と浜辺へ移動。
今日もやっさんが写真を撮ってくれました!ありがとう!
車座になってゆんたく会。 基地建設を、戦争を阻止するために私達に何が出来るのか。知事選挙を通しての労働者、基地建設阻止の意義。教育基本法改悪がいったい何を目的としているのか。私達若者が労働運動や大衆運動の中においてどのような位置にあるのか。などなど議論する内容は多岐に渡ります。
「辺野古の闘いと自分達、職場での闘いが結びついた」と言ってくれていました。 向こうでは。 大西さんが来訪者に話しています。
米軍の赤外線カメラがあさっての方向に向いています。故障か? 今日は教育委員会が「現場確認」に入っています。 この現場確認に関しては現在の調査を進めているというものではないのでこちらとの了解の上で行われています。

じゅごんの家日誌
じゅごん家の年末年始のお休み
12/29〜1/3
12/30のナゴガイセン★ダイサクセンは決行します!!
4日からは通常営業です。
12月23日、二見以北十区の会の忘年会が行われました。 武清さんも、手作りのケーキを持って登場! 「ケーキは家でも作れるってことを証明したかったんだ!!」
今日のメイン料理は大西さんが釣ってきた魚&イカ料理でした!

とってもおいしかったでーす。

あと、今年の1月に大浦湾の海に沈めた泡盛の試飲もしました。

とってもなめらかで、泡盛が苦手だったサオリでも、おいしく飲めました!
じゅごんの家のお客さんが、バイトへ行く途中に寄って、おにぎりをくれました。 北海道の美唄教会からたくさんの冬物の寄付がありました。
ありがとうございました!
しんくんからのクリスマスプレゼントのベンジャミン!
カイガラムシが大増殖していて、駆除するのがちょっと大変・・・。
12月25日、今日はクリスマス!!


←ももちゃんからクリスマスプレゼントをもらいました!

袋を開けてみると、お菓子がたくさん!!
アリガトウ!
今日は、フラメンコで満月祭りに出演した時のビデオ上映会&忘年会!!

まんちゃんは、サーモンのお刺身を持ってきてくれました。

寄付のお皿と、お店の前に生えていた葉っぱで、料亭風お刺身の出来上がり!!
超豪華な食卓!!

小谷さんは、おでんと巻き寿司。(ウィンナーはわざわざ東京から取り寄せたもの!)

れいちゃんは卵焼き。(ふかふかでおいしぃ!)

そして、サオリはおむすびをつくってきました。

「かんぱーい!!お疲れ様!」

この後、仕事帰りのまるさんも到着して、おおいに盛り上がりました!!

沖縄タイムス
宜野湾市長選/自公、外間氏擁立へ
 【宜野湾】来年四月に予定される宜野湾市長選挙に向け、自公系市議団や市内経済団体などでつくる候補者選考委員会(委員長・佐喜真淳県議)は二十六日、市内で幹事会を開き、宜野湾市教育委員会教育部長の外間伸儀氏(59)を擁立する方針を決めた。

 外間氏は出馬に前向きな姿勢を示しており、二十七日午後、同市内で開かれる第二回選考委員会で正式決定する見通し。

 外間氏は一九七二年、宜野湾市役所入り。福祉部次長や企画部長を経て、現在市教育委員会教育部長。うるま市与那城平安座出身で、宜野湾市喜友名在住。

 現職で革新系無所属の伊波洋一氏(54)は、同市議会十二月定例会で二選出馬を表明している。

 米軍普天間飛行場の返還に向けた手法や跡地利用、市経済の活性化や行財政改革などを争点に、激しい選挙戦が繰り広げられそうだ。

「歴史に耐える判決を」/沖縄密約訴訟結審
 沖縄返還の「密約」を裏付ける外務省の公電を入手し、国家公務員違反罪で訴追された元毎日新聞記者の西山太吉さん(75)が国に謝罪と損害賠償を求めている訴訟の第九回口頭弁論が二十六日、東京地裁(加藤謙一裁判長)で開かれた。

 原告の西山さん側は、麻生太郎外相が今年二月の国会答弁で「密約」を否定しことを新たな名誉毀損要件として追加主張。国側は西山さん個人を特定した発言ではないなどと反論した。弁論は結審し、判決は来年三月二十七日に言い渡される。

 原告代理人の藤森克美弁護士は法廷で、相次いで公開された密約を裏付ける米政府の公文書や、外務省の元高官が密約を認める証言をしたことに触れ、裁判官に対し「真実を洞察し、歴史の審判に耐えうる判決を期待します」と訴えた。

 また、当時西山さんが入手した公電は憲法や法律に触れる政府の違法秘密であり、国家公務員法が保護している秘密には当たらないと指摘。西山さんが有罪となった刑事裁判について「検察官が『密約』の存在を知りながら意図的に隠して訴訟を進行したため、最高裁の判決を誤らせた」と主張した。

 沖縄返還の「密約」をめぐっては、米公文書の存在や外務省元高官の証言が報道されるたびに当時の官房長官や外相が記者会見などで否定を繰り返しており、原告側は「(一連の発言で)ジャーナリストとしての功績や社会的な評価を否定され、著しく名誉を傷つけられた」と訴えている。

     ◇     ◇     ◇     

[解説]
政府の背信行為示す/虚偽説明の手法明白に

 沖縄密約訴訟で原告側が提出した証拠は米政府の公文書や関係者の証言など計約八十に上り、国民に隠された返還交渉の内幕を体系的に明らかにした。固定化した沖縄の基地問題の構図をあらためて浮かび上がらせたことの意義は大きい。

 沖縄返還をめぐる日本政府の説明は虚偽であることを突きつけた。その上で、対米協調を優先し、国民に十分な説明を尽くさないまま沖縄などの国内に基地負担を強いる手法は沖縄返還時から現在の米軍再編まで同じであることを示した。

 当時、原告の西山太吉さんが報道した土地の原状回復費(四百万ドル)の裏負担という日米間の密約は氷山の一角であり、密約の全体は結局、日本が支払う根拠のない「裏金の塊」だった。

 その密約の一つは、地位協定の枠をはみ出し、総額二千三百二十六億円(二〇〇六年度)に膨らむ「思いやり予算」となっている。基地内の施設建設費や光熱費を税金で賄い、政府の駐留米軍の受け入れを後押ししている。

 米軍再編では、在沖海兵隊のグアム移転に伴い、政府は海外の米軍の施設建設費を初めて負担しようとしている。財源はやはり税金だが、その金額の根拠は今もってあいまいだ。

 いずれも、訴訟を通して西山さんが繰り返し訴えてきたテーマだ。安易な地政学論や中国脅威論だけで沖縄の基地を強化する政府の姿勢には懐疑的にならざるを得ない。

 沖縄返還協定の“偽造”を含む数々の密約は、外交上の秘密を超えた政府の重大な国民への背信行為だった。虚偽で密約を否定し続ける現政府の姿勢も全くの同様だ。

 裁判所は、訴訟がこのようなテーマを含んでいることを十分に踏まえ、「密約」に真正面から向き合うべきであろう。(社会部・粟国雄一郎)

米軍に賠償請求へ/読谷村漁協
 【読谷】読谷村都屋漁港沖で発生した米ヘリ車両落下事故で、同村漁協(照屋清秀組合長、組合員約百六十人)は二十六日、同村漁協で定例理事会を開き、漁場に出られなかった損失や、車両捜索に充てた費用などについて損害賠償請求する方針を決定した。請求先は米軍や那覇防衛施設局を検討しており、具体的な金額も含め、年明けの理事会で協議する。

 村漁協によると、海洋汚染や米軍などの捜索を懸念して現場海域に出漁しなかった漁民がおり、また捜索活動に当たったダイバーらの人件費、船舶の燃料費などを請求する。請求額は数十万円以上に上る見込み。

 漁民らから被害確認し、一月下旬にも具体的な請求額を計算する。照屋組合長は「県や村の協力も得て補償を求めていきたい」と話した。

 村漁協によると、落下現場周辺では夕方から夜間にかけて刺し網漁や電灯漁が行われており、ブダイやタマン、エーグヮーなどが捕れる。


琉球新報

国、来月方法書を提出 アセス期間短縮 普天間代替施設

 【東京】25日に開かれた普天間飛行場移設措置協議会の第2回会合を受け、防衛庁は来年1月上旬にも環境影響評価(アセスメント)の方法書を県や名護市、宜野座村に提出する。防衛庁は普天間代替施設の完成時期(2014年)の前倒しを検討する方針で、環境影響評価の手続きが円滑に進むよう協力を依頼。1月中に予定されている同協議会の3回会合で県などの理解を得た上で、できるだけ早くサンゴなどの環境現況調査に着手する意向だ。 防衛庁は普天間代替施設の建設に関する環境アセスの期間を「3年程度」と説明してきた。しかし、仲井真弘多知事が普天間飛行場の「3年以内の閉鎖状態」を国に求めていることを考慮し、環境アセスや工事期間の短縮で普天間飛行場の移設を早める考えだ。
 防衛庁は既に、県や北部市町村との事務レベルの調整で1年から1年半の環境アセスの期間短縮の方針を伝え、公告・縦覧や知事意見書の提出など必要な手続きが早期に進むよう協力を求めた。これまでの調整で防衛庁は「早期着手で理解を得ている」(同庁幹部)との感触を得ている。
 これに対し仲井真知事は協議会の中で「(アセスは)しっかりやるべきだ。やるにしても省略しないで、法にのっとってやってもらいたい」と主張した。
 北部首長の1人は「県や名護市は2―3月の議会で普天間問題について議論しなければならない。政府に協力するものの、アセス実施は議会終了後になるのではないか」との見方を示した。
 防衛庁が注視しているのは6月上旬のサンゴの産卵時期。これより前に調査に着手できなければ、一連の手続きが1年持ち越しとなるため、防衛庁は「普天間飛行場の移設作業も1年ずれ込んでしまう」(同庁幹部)と早期着手を望んでいる。

(12/26 9:43)

建設現場の54% 安全衛生法違反 39件を作業停止

 沖縄労働局は26日、建設業年末一斉監督指導の実施結果を発表した。監督を実施した147の建設現場のうち、54%に当たる80現場で労働安全衛生法違反があった。機械使用や作業の停止を命じられた現場は39件に上った。
 県内では今年、建設業の労働死亡災害が10件発生し、前年同期の3件から大幅に増加している。沖縄労働局は「問題のある現場に対しては、今後も継続して監督指導していく」と指摘し、安全管理の指導を徹底していく考えだ。
 違反項目では、足場・作業床への手すり設置の不備といった、墜落防止措置に関する違反が62件で最も多かった。丸のこ盤の歯の安全カバー不備(20件)、建設機械などの設置届け出の不備(10件)が続いた。
 発注種別に見ると、民間工事で85現場のうち63現場で違反が見つかり、違反率は74%と高い。公共工事でも、62現場のうち17現場(違反率27%)で法違反があった。同局は民間工事で違反率が高い一因として、公共工事では違反が発覚した際に科される行政指導などのリスクを警戒するのに対し、民間工事では法順守の意識が低くなるのではないかとの見方をしている。
 工事種別では、建築工事が98現場のうち68現場(同69%)、土木工事が48現場のうち12現場(同25%)で法違反があった。

(12/27 10:13)

得票を再点検 名護市議選

 【名護】県選挙管理委員会は27日、9月10日に投開票された名護市議選挙の再点検を実施した。同選挙に出馬し落選した東恩納琢磨氏(45)=無所属=から9月20日に名護市選管に異議申し立てがあったため
 東恩納氏の票のほか、当選した照屋全哲氏(56)=無所属、仲村善幸氏(59)=無所属、比嘉拓也氏(46)=無所属=の得票、無効票を再点検する。再点検の結果、疑問票があった場合は県選管に持ち帰って審議し、来年1月中に評決する。
 同選挙は照屋氏が729票を獲得し東恩納氏と1票の差で当選した。仲村氏の得票数は1223票、比嘉氏は843票だった。

(12/27 16:03)




 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と600日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子